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このコンテンツの目的および参考文献

まず、訴訟の傍聴はだれでもできるものだし、裁判所にふらっと入ってみてもかまわない、ということはおわかりいただけたかと思います。とはいえ、単なる暇つぶしや漠然とした社会勉強ではなくご自分が民事訴訟に関わるために傍聴しようとする場合、なんとなく裁判所に行ったのではなにがなんだかよくわからないことがあります。このコンテンツで目指すのは、『裁判所に入ったこともないひとが、自分が傍聴したい種類の民事訴訟を傍聴して帰ってこれるようになること』です。このことについて、筆者がふだん自分の依頼人に説明しているようにお話ししていきましょう。

裁判の傍聴に関しては、すでにいろいろな書籍が世に出ています。単に野次馬根性をあおるもの、やさしく書いたつもりでそれに失敗しつつあるもの、面白いが役に立たないもの、いろいろあるなかで、筆者は井上薫著『法廷傍聴へ行こう(第四版)』(法学書院)を参考文献としておすすめします。図書館でこれを借り出せる人は、このコンテンツと併せて同書を一読いただくのがよいでしょう。元裁判官の視点から傍聴人の存在がどう映るかという記述は類書がありません。また、裁判手続きにおける様々な書式を示して解説してくれているため、レベルが高いわりにわかりやすくできています。

最寄りの図書館に置いていない場合でも、近隣や県立の図書館から相互貸借できる制度が広まっていますから、まずお住まいの都道府県の図書館のウェブサイトで検索を試みてみてください。入手に不自由はしないはずです。もちろん、下記のリンクから中古あるいは新本を購入するのもよいでしょう。

以下、このコンテンツでは『法廷傍聴へ行こう(第四版)』を『法廷傍聴へ行こう』と表記し、そのページを示して引用したり解説を加えることにします。

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Last Updated :2015-04-21  Copyright © 2013 Shintaro Suzuki Scrivener of Law. All Rights Reserved.